福島の今とエネルギーの未来

福島からの声、原発事故当時の状況、避難と帰還、甲状腺がん、ALPS処理汚染水、原発再稼働をめぐる状況などについて、これまで執筆したものをまとめています。

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「福島の今とエネルギーの未来 2023」発行 | 国際環境NGO FoE Japan
国際環境NGO FoE Japanは、事故から11年の現在の被害の状況と原発・エネルギー政策をわかりやすく図解した冊子「福島の今とエネルギーの未来2022」を発行しました。10のト...

図でみる原発とエネルギー

特集

 

『福島の今とエネルギーの未来2022』より

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『福島の今とエネルギーの未来2021』より

3・11から続く道

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『福島の今とエネルギーの未来2020』より

福島からの声

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福島の今とエネルギーの未来

2022 〜 2023 年重大ニュース

2022年 4月4日 米小型モジュール炉の研究・開発に官民が出資 政府系金融機関の国際協力銀行(以下、JBIC)はアメリカ合衆国法人NuScale Power(以下、ニュースケール)への出資を発表した。JBICによる出資額は約110百万米ド...
福島の今とエネルギーの未来

ドイツの脱原発のゆくえ

FoEドイツ(BUND:ドイツ環境自然保護連盟)ヤン・ヴァローデ 福島第一原発の事故から12年となる2023年1月、ドイツでは3基の原子力発電所が稼動している1。東日本大震災に伴う日本の原発事故は、当時のドイツ首相アンゲラ・メルケルに原子力...
福島の今とエネルギーの未来

電力市場価格の高騰で明らかになった大手電の市場支配

国際環境 NGO FoE Japan 吉田明子 2022年12月、電力システム改革や電力自由化の意味を改めて考えさせられる、大手電力による不正が明らかになった。12月初旬には関西電力と中部電力、九州電力、中国電力が2018年秋以降にそれぞれ...
福島の今とエネルギーの未来

ウクライナ情勢と原発

原子力資料情報室事務局長 松久保肇 2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻開始から、すでに1年が経過した。ロシア軍・ウクライナ軍の死傷者は併せて20万人ともいわれ、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によれば、民間人の死傷者は7,0...
福島の今とエネルギーの未来

原発回帰の GX 関連法が国会へ!

国際環境NGO FoE Japan 満田夏花 2023年2月10日、原発の再稼働、原発の運転期間の延長、次世代革新炉による原発の新増設や建て替えなどを含む「GX実現に向けた基本方針案」(以下GX基本方針)およびGX推進法が閣議決定された。2...
福島の今とエネルギーの未来

気候変動対策に原発は最悪の選択

東北大学教授 明日香壽川 二酸化炭素(CO2)排出が少ない発電技術はたくさんある。その中で、原発は極めて非合理的な選択肢だ。なぜならば、今、再生可能エネルギー(再エネ)の発電コストが急激に安くなっており、原発と再エネの発電コストの差は数倍も...
福島の今とエネルギーの未来

3.11 甲状腺がん裁判から見えてきたこと

OurPlanet-TV 代表理事 白石草 2022年1月、福島第一原発事故当時6歳から16歳だった男女6人が、自身が甲状腺がんに罹患したのは原発事故に伴う放射線被ばくによるものだとして、東京電力に損害賠償を求める裁判を東京地裁に提起した。...
福島の今とエネルギーの未来

解除と安全は別 消えた街並み 旧帰還困難区域の現実

東京新聞編集委員 山川剛史 放射線量が高いため居住はもちろん、立ち入りも制限されてきた帰還困難区域をめぐっては、2022年6月に葛尾村野行地区と大熊町のJR常磐線大野駅周辺、8月末には双葉町の双葉駅周辺のいわゆる復興拠点で避難指示が解除され...
福島の今とエネルギーの未来

原発をめぐる世界の動き(2022年版)

世界の原発 世界原子力機関(IAEA) のデータベースによると、2022 年2 月現在、439 基( 約400GW)の商業原発が稼働し、新たに52 基が建設中だ。他方これまでに199 基の原発が閉鎖されている。439 の原発は33 カ国・地...
福島の今とエネルギーの未来

第6次エネルギー基本計画と原発政策

エネルギー基本計画は、2002 年に制定されたエネルギー政策基本法第 12 条の規定に基づき、政府が策定するエネルギー需給の方針を示す計画である。原子力政策、気候変動政策、核燃料政策なども含め、エネルギー関連政策すべてのベースとなっている。...