福島の今とエネルギーの未来

福島の今とエネルギーの未来

【寄稿】原発作業員の現実

ー片山夏子(東京新聞記者) 「GO!」  東京電力福島第一原発で、下請け作業員の男性は、鉛板20キロを背負い、合図とともに1号機原子炉建屋の急階段を、通常のビル6階の高さまで駆け上がった。2011 年夏、事故から4カ月余がたった頃だった。風...
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【寄稿】どう伝える?原発事故の教訓

ー 後藤忍(福島大学准教授) はじめに 2011年3月に起きた東日本大震災および東京電力福島第一原子力発電所の事故(以降、福島第一原発事故)からまもなく10年になります。福島県内では、東日本大震災・福島第一原発事故の事実と教訓を伝えようとす...
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3・11から続く道 – 事故発生から10年、 そしてこれからの10年

ー 中手聖一(福島から北海道に避難)   コロナ禍の今、もし対策のリーダーが「感染など気にせず今まで通りの生活をしましょう。 大いに外出してニコニコ暮らしましょう。それが正しく怖がることです」と言ったなら…。けれど現実に同様のことが起こって...
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3・11から続く道終わらない事故と被害の果てしなさを噛みしめて

ー大賀あや子(大熊町~会津若松市~新潟県阿賀野市)  2011 年、私は福島県大熊町で小農を営み、 ときどき脱原発ネットワーク等の活動に参加し「ハイロアクション~福島原発 40 年とわたしたちの未来」という新たな取り組みに希望を持っていまし...
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3・11から続く道 – 原発事故を通じて実感した陽光を浴び、 土に触れ、四季の移ろいを味わうことの大切さ

ー3 児の母(福島から避難し、帰還)  震災当時、3 歳と 6 か月になる 2 人の娘と夫 と福島で暮らしていました。 2011 年5月に新潟県湯沢町に3か月自主避難した後、山形県山形市で 4 年半暮らしました。 その間に長男を授かり、福島...
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3・11から続く道 – 意識変革の10年 社会が変わることを 望むより、自分が変わること

-宍戸慈(北海道子育て世代会議共同代表/女性のためのライフスタイル活動家)  気づけば 10 年、あっという間でした。福島県郡山市で、地域誌の編集者とコミュニティ FM のパーソナリティをしていた 2011 年 3 月、 東日本大震災と東京...
福島の今とエネルギーの未来

3・11から続く道ー絶望と失望、希望の日々。そして前へ

ー武藤類子(三春町在住)  風に舞う雪を見ると、吹き付ける吹雪の中を 原発から少しでも遠くへ離れようと西へ逃れたあの日を思い出します。原発事故から 10 年、 長くもあり、あっという間でもあった時間を、 私は振り返る間もなく夢中で生きてきた...
2019年度重大ニュース

2019年度原発重大ニュース

帰還困難区域「夜ノ森」「大野」「双葉」3駅周辺解除へ自治体の電力調達の実態が明らかに~目立つ大手電力の「取り戻し」汚染水、ALPS小委が報告書策定 海洋放出の利点を強調甲状腺がん72%でリンパ節転移、47%で浸潤「長期にわたる検査を」聖火リ...
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福島からの声 – 福島在住のお母さん

福島第一原発事故から9年たちました。事故による痛みや苦しみ、事故により失われたもの、事故により負わされたもの、それでも立ち上がろうとする人たち…。 ここでは、元酪農家で飯舘村に帰還した長谷川健一さん、二本松市で有機農業に取り組む菅野正寿さん...
福島の今とエネルギーの未来

福島からの声 – 菅野みずえさん

福島第一原発事故から9年たちました。事故による痛みや苦しみ、事故により失われたもの、事故により負わされたもの、それでも立ち上がろうとする人たち…。 ここでは、元酪農家で飯舘村に帰還した長谷川健一さん、二本松市で有機農業に取り組む菅野正寿さん...