福島の今とエネルギーの未来2022(2022年3月発行)

    福島の今とエネルギーの未来

    原発事故後の放射性物質の流れ

    図 東電福島第一原発より放出された放射性ヨウ素の広がり(2011 年 3 月 24 日 15 時時点)出典:日本原子力研究開発機構「東日本における I-131 の広域拡散と大気降下量」シミュレーション2011 年 3 月 11 日、東日本大...
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    電力自由化から6年
    ~パワーシフトはどこまで進んだ?

    新電力のシェアは約 20%に2016 年 4 月からはじまった電力小売全面自由化から 6 年が経つ。震災・原発事故を受けて決まった電力システム改革の一つのステップであり、市民・消費者にとって大きな変化である。販売電力量でみる新電力のシェア(...
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    第6次エネルギー基本計画と原発政策

    エネルギー基本計画は、2002 年に制定されたエネルギー政策基本法第 12 条の規定に基づき、政府が策定するエネルギー需給の方針を示す計画である。原子力政策、気候変動政策、核燃料政策なども含め、エネルギー関連政策すべてのベースとなっている。...
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    「小型モジュール原子炉」のまやかし

    原子力資料情報室事務局長松久保肇昨今、 小型モジュール原子炉(Small Modular Reactor、SMR)関連の動きが活発になっています。小型モジュール原子炉とは、おおむね 30 万 kW 以下の出力で、モジュール毎に工場で生産して...
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    住民目線で考える女川原発再稼働

    女川原発再稼働差止訴訟原告団 事務局長日野正美漁業者たちの抵抗女川原発の予定地が公表されたのは、1967年 3 月。建設予定地の女川町と牡鹿町(2005年4月石巻市と合併)での土地買収交渉は短期間で進められ、1969 年 3 月には地権者と...
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    処理汚染水の海洋放出

    FoE Japan満田夏花福島第一原発のサイトで増え続ける ALPS処理汚染水。燃料デブリの冷却水と原子炉建屋およびタービン建屋内に流入した地下水が混ざり合うことで発生した高濃度の汚染水を、多核種除去装置(ALPS)などで処理し、タンクに貯...
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    保養の現場からみえてきたこと
    どう伝える? 原発事故後のこと

    福島ぽかぽかプロジェクト矢野恵理子福島第一原発事故以後、様々な団体が、放射能汚染が少ない地域に一時的に子どもたちを受け入れる「保養」に取り組んできた。放射能汚染や被ばくの影響に不安を抱えて暮らす人たちの選択肢として、11 年経った今も「保養...
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    原発事故と甲状腺がん
    〜声をあげはじめた当事者たち

    3・11 甲状腺がん子ども基金代表理事崎山比早子はじめに東電福島原発事故により、甲状腺がんの原因となる放射性ヨウ素を含む放射能雲(プルーム)が東北、関東・甲信越一帯を汚染しました。チェルノブイリ原発事故で放射性ヨウ素により小児甲状線がんが増...
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    知らせない、考えさせない――“減思力” の教訓

    福島大学 共生システム理工学類 准教授後藤 忍1.はじめに日本政府による原子力・放射線に関する公的な教育・広報の内容は、国策である原発推進に偏った内容となっていました。いわゆる「原発の安全神話」も、偏った教育・広報によって広められていました...
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    原発は気候変動対策にはならない

    FoE Japan深草亜悠美原発と気候変動対策2020年10月、菅義偉首相(当時)は、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロ にする」という目標を打ち出した。日本政府は、原発は温室効果ガスの排出が他の電力源に比べ (2015年...