<2019年度重大ニュース>汚染水、ALPS小委が報告書策定 海洋放出の利点を強調

東電福島第一原発で増え続けるALPS処理汚染水の取り扱いを議論するため経済産業省のもとに置かれたALPS小委員会は、2020年2月10日、海洋放出と水蒸気放出を「現実的な選択肢」とし、放射性物質監視などの面から「海洋放出の方が確実に実施できる」と強調する報告書をとりまとめた。政府は今後、地元の関係者らの意見を聴くなどして処分方針を決めるとしている。

技術者も多く参加する原子力市民委員会は、より安全で面積あたりの貯水量が多い大型タンクによる長期保留案や、モルタル固化案などを提案していたが、これらについてはほとんど議論されないままだった。

詳しくは「ALPS処理・汚染水の海洋放出

(「福島の今とエネルギーの未来2020」)

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