2023年、東電福島第一事故から12年目の311を迎えます。今なお多くの方が避難生活を余儀なくされる一方、政府は原発の再稼働のみならず、原則40年運転方針を転換し、60年以上の運転をも認めること、そして原発の新設をも新たな方針として掲げています。廃炉の目処すら立っていない中、まるで原発事故などなかったかのような政策が推進されています。汚染水の海洋放出も強行されようとしています。
国際環境NGO FoE Japanと国際交流NGOピースボートは、原発事故の現状について、また核をめぐる世界の情勢について、知り、考え、議論する国際シンポジウムを開催します。日本各地で活動する方々や海外の方とも連帯し、脱原発を達成し、核なき未来に向けて私たちに何ができるのか考えます。原発事故は終わっていません。今も避難生活を続けている人や、各地で原発に反対する人々を繋ぎ、声を聞きます。ぜひご参加ください。
開催概要
タイトル:国際シンポジウム:3.11から12年ー福島と世界の今を知り、核なき未来をつくろう
日時:2023年3月4日(土)10:30~13:00(開場10:10)
開催方法:会場・オンライン会議システムzoomを併用 ※同時通訳あり
会場:聖心女子大学 4 号館聖心グローバルプラザ・ブリット記念ホール(東京メトロ日比谷線広尾駅 4番出口から徒歩1分)>地図はこちら
内容(敬称略、予定)
第一部:原発事故は終わっていない
- 「見えない化される責任」~東電刑事裁判と原発汚染水…武藤類子(福島県三春町在住)
- 3.11甲状腺がん裁判-原告になった若者たちの想いは?…熊澤美帆(弁護士)
第二部:原発とエネルギー政策
- 原発は気候変動対策にはならない…レオナ・モーガン(米国ナバホの脱原発団体Diné No Nukesメンバー)
- 日本国
- 原発推進のGXを止めよう~私たちにできること…満田夏花(FoE Japan事務局長)
- 原発事故避難者、福島在住の方々、ドイツ、若者によるリレートーク
要申込
オンライン参加:こちらのフォームからご登録ください。自動的にzoom参加用のURLが送付されます。
会場参加:こちらのフォームからご登録ください。
参加費:無料
主催:国際環境NGO FoE Japan、国際交流NGO ピースボート
協力:聖心女子大学グローバル共生研究所(確認中)
問い合わせ:国際環境NGO FoE Japan> お問合せフォーム