国際シンポジウム:3.11から11年ー福島と世界の今を知り、核なき未来をつくろう

イベント

2011年3月11日の東日本大震災とそれに続く東電福島第一原発事故の発生からまもなく11年。しかし、原発事故は終わっておらず、被害は深刻です。

多くの人たちがふるさとを奪われ、未だに3万人以上の人たちが避難生活を継続しています。福島第一原発の敷地での廃炉作業は難航し、溶け落ちたデブリを取り出す計画のめどはたっていません。発生し続ける処理汚染水を海洋に放出することが大きな議論を呼んでいます。一方で、原発を「気候変動対策」として位置づける動きが目立つようになってきています。また、核兵器禁止条約がようやく発効し、2022年初めての締約国会議が開かれます。

あの事故から私たちは何を学んだのでしょうか。何を伝えていき、どのような社会を築いていくべきなのでしょうか。

国際環境NGO FoE Japanと国際交流NGOピースボートは、原発事故の現状について、また核をめぐる世界の情勢について、知り、考え、議論する国際シンポジウムを開催します。福島県三春町在住の武藤類子さん、ピースボート共同代表の川崎哲さん、オーストラリア環境保護基金キャンペーナーで核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)共同創設者のデイブ・スウィーニーさんが登壇。2022年原発ゼロを目指すドイツからも報告を予定しています。

◆日時:2022年3月6日(日)14:00~17:30(開場13:30)
◆開催方法:会場・オンライン会議システムzoomを併用 ※同時通訳あり
◆会場:北とぴあ ドームホール(東京都北区王子1丁目11-1 、最寄り駅:王子駅)
※新型コロナ感染症の状況により、オンラインのみの開催にすることもあります。その場合、本ウェブサイトでお知らせいたします。


◆内容(敬称略)
<第一部:福島原発事故の今>
基調講演…武藤類子(福島県三春町在住)

リレートーク
・中手聖一(福島→北海道に避難)
・大賀あや子(福島→新潟に避難)
・宇野朗子(福島→京都に避難)
・長谷川克己(福島→静岡に避難)
・織田千代(これ以上海を汚すな!市民会議共同代表)
・ごぼう(元原発作業員)
・福島在住の母親
・リンダ・ロジャース (英ウェールズ、People Against Wylfa B)
・ヤン・ヴァローデ(ドイツ、BUND/FoEドイツ)
・太平洋諸国からのメッセージ

<第二部:これからの世界をどうつくっていくか>
核兵器禁止条約のこれから…川崎哲(ピースボート共同代表)
原発は気候変動対策にはならない…デイブ・スウィーニー(オーストラリア環境保護基金キャンぺーナー、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)共同創設者)
核兵器と気候危機のない未来へ…奥野華子(Fridays For Future Hiroshima/Japan)
第四原発を止めた!台湾の人びとの声…陳詩婷/Shi-Ting Chen(台湾、 緑色公民行動連盟)

定員:オンライン500名 会場100名(要申込)
オンライン参加:以下のフォームからご登録ください。自動的にzoom参加用のURLが送付されます。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_b8S_uzWtTc-KerGi7pieUg
会場参加:以下のフォームからご登録ください。
https://forms.gle/TWSVCDP9EX7zdFhD8
参加費:無料

主催:国際環境NGO FoE Japan、国際交流NGO ピースボート
問い合わせ:国際環境NGO FoE Japan
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9
TEL: 03-6909-5983 E-mail:info@foejapan.org

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