原発事故の被害はどのようなものだったのでしょうか? 原発事故後、日本の電気やエネルギー事情はどのように変わったのでしょうか? 16のデータで示します。
【11】原子力発電所の稼働状況〜東日本では「原発ゼロ」続く
2020年2月10日現在、再稼働している原発は9基。東日本および北海道では「原発ゼロ」の状態が続いています。
【16】処理汚染水に関する漁業者の意見は?
福島第一原発でたまり続ける処理汚染水について、漁業者の意見を明らかにするため、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、東京の6都県の海に港をもつ漁協のうち、住所が把握できた134の漁協にアンケートを送付し、42件の回答を得ることができました。
【15】変動する太陽光もうまく調整
この時間帯、四国電力管内の再エネ供給割合は電力需要に対して100%以上に達しました。1日を通した発電量でも52%に達しています(うち太陽光24%)。 2019年5月4日には、日本全体で一時再エネが62.9%に、一日を通した発電量でも31%と...
【14】膨れ上がる福島第一原発の事故処理費用
福島第一原発事故の廃炉・汚染水処理、賠償、除染、中間貯蔵施設建設などにかかる費用は、2016年12月に発表された政府試算では、21.5兆円となり、従来の11兆円と比して倍増しました。 このうち、廃炉・汚染水にかかる額が8兆円、賠償が7.9兆...
【13】東日本における土壌汚染 2011年→2020年
東電福島第一原発事故後、放射性物質を含んだ大気の塊(プルーム)が東日本の広い範囲を通過し、雨や雪で降下して土壌に沈着しました。 その後、放射性物質の物理的な減衰などにより、濃度は下がりましたが、それでも汚染は継続しています。 場所によっては...
【12】グローバルな発電費用の推移(2009〜2019年)
この10年、エネルギーをめぐる状況は劇的に変わっています。再生可能エネルギーは「不安定」で「まだまだ高い」電源だという認識が、大きく覆り始めています。 安い電気と言われていた原発は、今や最も高い電気。世界では再生可能エネルギーによる発電量が...
【10】原発ゼロでもCO2は減少
「原発がなければ、電力需要をまかなえない」それは事実ではないことが、明らかとなっています。
【9】帰還は進んだのか?
2014年以降、避難指示区域は次々に解除されています。しかし、避難指示が解除された地域でも、帰還がなかなか進まず、居住は一部にとどまっているのが現実です。
【8】福島第一原発事故とチェルノブイリ原発事故の対応の比較
福島原発事故後の政府の対応では、支援は県境や地域ごとに区切られ、線量や土壌汚染のレベルごとによる支援は行われませんでした。
【7】原発再稼働に関する世論
原発再稼働に関する各紙世論調査において、全体的に「反対」が50%から60%、「賛成」が20%から40%を推移し、「反対」が大きく上回りました。