【13】東日本における土壌汚染 2011年→2020年

東電福島第一原発事故後、放射性物質を含んだ大気の塊(プルーム)が東日本の広い範囲を通過し、雨や雪で降下して土壌に沈着しました。

その後、放射性物質の物理的な減衰などにより、濃度は下がりましたが、それでも汚染は継続しています。

場所によっては、雨により山林から放射性物質を含んだ土砂が流れ込み、局地的に濃度が上昇している場所もあります。

国や自治体は、主として、空間線量率(単位:マイクロシーベルト/時)による測定しか行っていませんが、空間線量率は不安定であり、必ずしも汚染の実情を反映しているわけではありません。

そこで、みんなのデータサイトが「東日本土壌ベクレル測定プロジェクト」を立ち上げ、東日本各地の市民たちにより土壌採取が行なわれ、土壌に含まれている放射性物質の測定を実施してデータを統合・可視化しました。

情報提供:みんなのデータサイト

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